■経済学研究科■経営学研究科■言語コミュニケーション研究科■社会学研究科■法学研究科■医療薬学研究科しろ もと ゆう き みょうしょう ひろ あきなか むら そう た校 訓「 三 実 」の 理 念 に 基 づき 地 域 社 会 の 法 化 に 貢 献 す る能 力 が 涵 養 できる環 境 の 中 で 、法 律 学 に 関 す る高 度 専 門 職 業 人となることを目 指 す 。Professor主な担当科目/20法学研究科/修士課程 法学専攻城本 優希さん中村 聡汰さん法学研究科/修士課程 法学専攻刑法研究特講、司法制度総論特講、課題演習Ⅰ〜Ⅳ このような学生の研究をサポートするため、授業の開講時間帯については、受講生と相談の上できる限り、配慮することにしております。さらに、研究活動を資金的にサポートする体制も整えております。 現在、法学研究科には5名が在籍しておりますが、地域社会の法化に貢献する能力が涵養できる環境の中で、法律学に関する高度専門職業人となることを目指す皆さんが入学されることを、法学研究科教員一同、お待ちしております。明照 博章 教授尊敬 する教授のもとで正当 防衛につ いて究める法学研 究科で学ぶ社会で実践できる学問を 学部時代に修得した法的知識を発展させ、労働法をより専門的に学びたいという思いで進学しました。 現在、労使紛争処理制度を学んでおり、とくに、「解雇の金銭解決制度」を勉強しています。村田毅之教授から、日々の論文指導を通して、たくさんのアドバイスをいただいています。 労働契約法16条は、権利濫用の解雇を無効としますが、労使紛争処理の現場では、労働契約終了を前提とする金銭解決が大多数となっています。正義に適う労使運営という視点から、どのような解雇規制や救済が望ましいかを考察しています。 大学院では、社会人学生の方も多く在籍されています。特に、法学研究科は、長期履修制度を設けており、先生方の熱心な指導や、充実したサポートにより、働きながらの学習、修了ができる点も魅力です。 今後は、教育理念である「三実」の精神を受け継ぎ、社会に貢献できる人材となるため、修士論文の執筆に全力を注ぎます。 私は、現在の指導教授である明照先生のもとで、学部の2年生から興味を持っている「刑法36条の正当防衛」の「喧嘩闘争における正当防衛」について中心に学びたいと思い、大学院進学を決意しました。 進学してからは、課題演習の時間が楽しみで、正当防衛を長年研究されている明照先生からマンツーマンでご指導を頂くことはもちろん、人生の相談や刑法の様々なお話等をたくさんしてくださるので、1時間半の講義時間が短いときには体感では15分くらいに感じ、非常に有意義な時間を過ごしています。また、学部時代とは異なり、講義が少なく研究室の個別ブースを与えてもらっているので、集中して研究することが出来ています。 卒業するまでに半年ほど残っておりますが、残りの期間で自分が納得のいく修士論文を仕上げる、かつ明照先生に「今まで指導していてよかった」と思っていただけるように、これからも精進していきたいと思います。 法学研究科は、2020年度、地域社会の強い要請に応えて開設したまだ新しい研究科ですが、真摯に研究に取り組んできた教員を配置しています。 修士第1号の学生は、社会人としての生活を送る上で問題と感じるようになった点を研究テーマとし、真摯に研究を進めた結果、標準修業年限(2年間)で修了しております。一方、学生の中には、本務が非常に激務であることを考慮して、4年に修業年限を延長して精力的に研究を進めている者もおります(長期履修制度)。
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