大学祭の企画運営に年間を通じて携わる毎日通信回線というライフラインを支えていることが自分の誇り※「父母の会」会長に就任し、学生誰かの〝役に立つこと〟の意義を知る髙田さんが松山大学に進学したのは、松山商科大学から松山大学に名称が変更された初年度のこと。校章も新しくなり、校歌が在学生からも募集されるなど、伝統を受け継ぎながら新しく生まれ変わっていく大学。それらを目の当たりにし、「温故知新」を体現しているように感じたそう。 7長に、4年次では自治会執行委在学中は大学祭実行委員会に所属。3年次で同委員会の委員員会の委員長に就任し、授業以外の時間はほとんどサークルの仲間と行動を共にしていたという。「裏方に徹した4年間でした。代々の企画を継承しながら独自性をどう出すか、たくさんの方に意見を聞きながら自分たちの企画を検討する過程で、組織運営や企業との折衝、社会人の方と話す機会を得たことなどは、貴重な経験でした」と語る。現在、インターネットの光回線を販売する店舗のサポートを担当する髙田さんは、目に見えない商品を販売するスタッフが不安なく販売に専念できるよう、真■に向き合うことを意識しているという。「家電や車、家など、いろいろなモノがインターネットにつながる今、多様な可能性が広がっていると思います。回線の販売環境を整えたり、スタッフをサポートしたりする仕事は、裏方に徹してきた大学時代を彷彿とさせると同時に、性に合っているんだなと改めて思っています」。髙田さんは今年度、松山大学のを物心両面でサポートしている。人格形成とともに卒業後の生き方にも大きな影響を及ぼした大学時代。髙田さんの今後の活躍が期待される。CREATION NO.211 2021.10TAKATA Shinji1993年3月 経済学部経済学科卒NTTビジネスソリューションズ 株式会社 光ビジネス営業部 四国営業担当 営業G(愛媛)後輩へのアドバイス学生時代プレイバック 1989.4〜1993.3※「保護者と大学との協力によって子女の教育の充実を図る」ことを目的として1973年に設立。松山大学全在学生の保護者が会員となって運営される組織社会人になったり家庭を持ったりすると、資格取得やスキルアップなど、自己研鑽にかけられる自分の時間は少なくなります。自分のやりたいことは自ら動いてこそ見つかるもの。後悔することがないように大学生活を充実させてください。海外 ● 中国天安門事件、東西ドイツ統一、湾岸戦争、ソ連邦消滅宣言、EU12カ国でスタート ほか国内 ● 消費税導入3%スタート、大学入試センター試験実施、礼宮さまと紀子さま結婚の儀、天皇陛下即位の礼 大嘗祭、雲仙普賢岳で200年ぶり噴火・火砕流連続発生、「バブル経済」崩壊 ほか学内 ● 「松山大学」「松山短期大学」に改称、「西宮新田邸」(現西宮温山記念会館)受贈、8号館竣工 ほか髙田 真司 さんOB Interview
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