御幸の空に向かって長谷川さんが高らかにフルートを奏でる。昭和の創部以来、先輩たちから受け継いできた大切な音楽。そのバトンが後輩たちへ引き継がれた。来たる2023年、松山大学は創立100周年を迎える。新たな時代を拓くのは新入生たち「今」の松大生だ。島根県出身の私が松山大学へ進学することを決めた理由は、夢を叶えるため法学を勉強したかったから。入学時は知り合いがいないという状況でしたが、不安よりも、新たな出会いへの期待の方が大きかったです。課外活動は、入学式の時に見た先輩方の姿に憧れて吹奏楽部へ入部。3年次で主将となり、部内をまとめることと、演奏会運営を同時進行することが大変でしたが、同級生や先輩・後輩たちが支えてくれ、やり抜くことができました。松山大学の長い歴史があって、今がある…先輩方や同級生がいなければ、私は松大で吹奏楽を続けられなかったし、後輩たちがいなければ、松大吹奏楽部は存続できないので、なくてはならない大切な仲間です。そうして迎えた昨年12月の定期 1CREATION NO.213吹奏楽部法学部法学科4年次生長谷川 里央さん私と松大物語私と松大物語
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