加■藤■■彰■■廉■■展法学部教授激動の時代を駆け抜けた正岡子規の叔父拓川翁の足跡を紹介する展覧会を開催今村暢好時代を駆け抜けた加加藤藤拓拓川川翁翁松山大学の三恩人の一人に数えられる加藤恒忠(拓川翁)は、叔父として正岡子規を資金面で支え、外交官として活躍して『坂の上の雲』時代の名だたる政治家と懇意となり、彼等からの多くの品を遺しています。拓川翁は、激動の時代の中心人物た した。明教館(松山藩藩校)で秋山好古ちと繋がりながら世界と渡り合いまと終生の友となり、私塾で中江兆民に直接学び、伝説の司法官養成所「司法省法学校」で原敬と親友となり、その推薦で外交官として全権大使まで務める中で、上司であった西園寺公望と親交を深め、その後の国会議員時代に犬養毅と親しくなります。大使としては、張作霖や孫文とも対面しました。この度の拓川展では、原敬、西園寺公望、犬養毅、秋山好古たちと時代を駆け抜けた三恩人・拓川翁の姿を垣間見ることができます。たとえば、拓川翁が大使として張作霖と面会したときに贈られたサイン入り「張作霖の大判写真」は、歴史的な逸品です。他にも、外交官時代の直属の上司・西園寺公望が拓川翁の別邸名を揮毫した「■額」、国会議員時代の友人・犬養毅が揮毫した「掛け軸」、司法省法学校時代からの親友・原敬より任ぜられた特命全権大使の「辞令」、近衛文麿からの「手紙」、大親友・秋山好古からの「手紙・葉書」、中江兆民からの「手紙」、「勲一等旭日大綬章」などがあります。また、拓川翁と共に、松山大学の創設に寄与した「三恩人」の新田長次郎と加藤彰廉の品や、子規関連として、夏目漱石が子規に送った「葉書」も展示される予定です。松大創立100周年を機に、本学三恩人の活躍ぶりをぜひ直接目で見て体感してください。松山大学100周年サイトで加藤拓川展を紹介松山大学創立100周年記念事業主催:松山大学・松山子規会正岡子規の叔父で、彼を生涯にわたり支援した拓川翁。晩年は第5代松山市長となり、城山公園払い下げにも尽力した。愛媛初公開となる拓川翁の遺した作品・資料を展示する。●期間:2月16日(木)〜3月5日(日)●会場:愛媛県美術館 南館1F(松山市堀之内)●開館:9:40〜18:00 (入場17:30まで、最終日15:00まで) ※2月20日(月)、2月27日(月)休館●料金:入場料一般800円(前売り500円)●開館:9:00〜17:30(入場17:00まで) その翌日休館。1月20日(金)まで臨時休館●料金:入場無料〜実業教育に生涯を捧げた松山高商初代校長〜主催:愛媛県生涯学習センター 後援:学校法人松山大学 ほか松山高等商業学校をはじめとする日本の実業教育に生涯を捧げ、常に学生より慈父と慕われた「外柔内剛」の教育者・加藤彰廉の偉業を紹介し、その人物像に迫る。●期間:12月3日(土)〜3月12日(日)●会場:愛媛県生涯学習センター内愛媛人物博物館3F 企画展示室(松山市上野町甲650)※月曜休館、祝日および振替休日に当たる場合はプロフィール機会を得て創立90周年の頃から拓川翁の足跡を追い続けている。拓川翁の活躍、加藤拓川展の見どころについて語ってもらった。詳細はコチラから松山高等商業学校開校を目前にして亡くなった拓川翁。2023年は没後100年にもあたる。第一回理事会(1923(大正12)年3月3日)▶INFORMATION子規の叔父・加■藤■■拓■■川■■展Matsudai 100th
元のページ ../index.html#11