CREATION_217_EBOOK
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4 真実実用忠実新にっ田た長ちょう次じ郎ろう(温おん山ざん)翁加か藤とう恒つね忠ただ(拓たく川せん)翁(1859〜1923)加か藤とう彰あき廉かど先生(1861〜1933)学園創設の三恩人新生活が始まります。新しい学びもスタートします。さらには社会自体も速いスピードで変化しています。常に新しいことに取り組み、自分をアップグレードしましょう。社会は、構成員の関係からできています。この関係が円滑となるには、構成員間の健全な信頼関係が必要です。法学部では、この信頼関係の醸成方法を探してほしいと思います。法学部長明照博章皆さんには、様々な考え方に触れ、自分の頭で考える楽しさを実感してもらいたいと思います。学生生活を有意義に過ごし、広く社会の発展に寄与する有為な人材になってください。経営学部長中村雅人松山短期大学学長溝上達也(1857〜1936)松山市出身。「学校運営に関わらない」ことを条件に、設立資金として巨額の私財を投じ、松山高等商業学校(本学の前身)を創設した「学園創設の父」。真摯の「摯」です。真面目に取り組むことで「幸」せを「丸」ごと「手」にすることができます。コツコツやるのがコツです。ひたむきさを忘れず、多方面にチャレンジしてください。経済学部長松本直樹松山大学の教育理念である三実主義の「実」は「実学」の中にも含まれています。人文学は対極の「虚学」と称されますが、実学と同様に社会では重要です。実学も虚学も含めて、人文学部では「実り」ある4年間にしましょう!医療を取り巻く環境の変化に対応できる薬剤師となるために、薬学に関する確かな専門知識や技能を身につけて、自らの能力と専門性を高めてください。私たちと一緒に薬学での学びを進めましょう。薬学部長舟橋達也人文学部長櫻井啓一郎真理に対する「まこと」である。皮相な現象に惑溺(わくでき)しないで、進んでその奥に真理を探り、枯死した既成知識に安住しないでたゆまず自ら真知を求める態度である。用に対する「まこと」である。真理を真理のままに終わらせないで、必ずこれを生活の中に生かし、社会に奉仕する積極進取の実践的態度である。人に対する「まこと」である。人のために図っては己を虚うし、人と交わりを結んでは終生操を変えず、自分の言行に対してはどこまでも責任をとらんとする態度である。※現在は「真実・実用・忠実」と表記している。松山市出身。松山高等商業学校の初代校長。第1回卒業式において「実用・忠実・真実」※を説いた訓示は校訓「三実」に確立されている。松山市出身。第5代松山市長。松山高等商業学校設立運動の中心的な推進役として本学創設に多大な貢献をした。俳人正岡子規の叔父にあたる。MYOSHOHiroakiNAKAMURAMasatoMIZOGAMI TatsuyaMATSUMOTO NaokiFUNAHASHITatsuyaSAKURAI Keiichiro校訓「三実」

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