CREATION_220
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環境破壊と貧困の連鎖を解消したい近年、世界各国の海で環境破壊や漁業資源の乱獲が進み、魚やカニなどの漁獲量の激減が問題視されています。収入の多くを漁業資源に依存している零細漁民の暮らしは、一層困窮化が進んでいます。こうした中、海の生態系を守り漁業資源量の回復を図りながら、零細漁民の暮らしをより豊かにしていくためには、どのような資源管理手法や社会的な仕組みが必要なのか、タイ南部をフィールドとして研究しています。2007年から12年間、国際協力機構環境保全と人々の暮らしを両立させる方法を海外の現場から模索する  5CREATION NO.221【略歴】2004年3月2007年1月2007年4月 ~19年8月2019年8月2019年9月 ~22年3月2022年4月~早稲田大学政治経済学部卒業カナダ アルバータ大学大学院農学生命環境科学研究科 修士課程修了独立行政法人 国際協力機構(JICA)(地球環境部、インドネシア事務所、ラオス事務所などで勤務)東京大学大学院農学生命科学研究科 博士課程修了(農学博士)信州大学社会基盤研究所 助教松山大学人文学部英語英米文学科 准教授(現在に至る)人文学部英語英米文学科准教授研究の最前線にフォーカス!FOCUS新井 雄喜ARAI Yuki学術研究

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