教育課程・履修モデル

充実した教育課程と指導体制

本研究科では修士課程の教育は、修士論文を完成させるための入門的な科目として、社会学特論IとIIを必修とし、さらに高度で総合的な知識を身につけるために専門科目をおいています。専門科目は、10科目20単位を選択必修とし、修士論文の指導を行う課題演習へと体系的に編成されています。

(a)基礎科目

基礎科目の社会学特論Ⅰ・Ⅱは大学院の導入教育の科目で、必修です。ここで大学院における学習・研究の基本的な方法を学ぶとともに、研究活動に関わる包括的なオリエンテーションやサポートを行います。

(b)専門科目

専門科目は、社会学の多様な研究対象に応じて授業科目を配置しています。院生自身の問題関心に合わせて選択し、総合的に学びを深めていきます。

修士課程の履修モデル

修士課程では、大学院生の志望・関心にしたがって履修モデルを設定しています。
これらのモデルも参考にしながら、バランスよく履修してください。

例:公務員(国家公務員および上級地方公務員、家庭裁判所調査官補等の各種専門職)を志望する方

例:さまざまな地域課題の解決をめざす活動に関心のある方

博士後期課程について

博士後期課程は研究者養成を眼目としているので、より高度な専門的授業科目として特殊演習を設置しています。特殊演習では博士論文指導教員の特殊演習を3年間にわたって履修します。博士後期課程研究指導教員が、それぞれの専門分野において博士論文の指導を行います。

コースワークとして設けられた特殊研究を履修し、専門領域以外の研究分野の最前線を学修します。このことによって、研究者としてのより広い視点と柔軟な思考の獲得をめざします。

さらに具体的な指導として、博士後期課程における基礎的な素養の習得の上に立って、個々の大学院生の研究分野における最新の論文について、英語文献を中心としたジャーナルを渉猟し、学会の中心的な議論のテーマをつねにフォローします。また、英語を中心とした外国語文献の解読能力を高めることをめざします。

また、博士後期課程3年間の研究計画を個別に作成し、1年ごとの到達目標を定め、学年の終了時に研究報告書を提出してもらいます。同時に社会学関連の学会に積極的に参加し、学会発表を積むことで、学内だけでなく、学会一般の評価を受ける機会を積極的に作っていきます。さらに学会発表を行った報告をもとに学術論文の作成に取り組み、学会誌に投稿します。また、付属施設である本学総合研究所の発行する『松山大学大学院松山論叢』と『松山大学論集』にも投稿します。

指導教員はこのプロセス全体にわたって適切な指導とサポートを行います。3年間にわたるこうした継続的な努力と研究蓄積を土台として、3年次4月に博士論文の題目と論文構成を提出し、9月に博士学位請求論文の提出となります。提出された学位論文は、学位論文審査会を経て、博士号審査に合格した場合、博士(社会学)が授与されます。

研究指導計画

修士課程における研究指導計画

必修の課題演習では学位論文の完成を目指して、指導教員を中心とした2年間にわたる指導を受けます。学位論文の完成に向けては、論文審査の主査となる指導教員以外に、2名の副査教員も論文の作成に関わる助言や指導を行います。

修士課程における研究指導の流れ

入学試験時

面接試験の時に学生の研究関心を確認する。

1年次

4月
研究科教員によるガイダンスを行い、各大学院生が提出している研究計画書に基づく個別相談を行った上で、指導教員及び副指導教員2名を決定する。
指導教員が担当する「課題演習」を履修し、各大学院生の研究テーマに適合した履修科目を指導教員の助言を受けて決定し、履修登録する。
9月
各大学院生は個別の研究テーマに基づく研究の進行状況について報告し、指導教員の確認を受ける。
2月
大学院担当教員全員が参加し中間報告を開催する。
2年次に向けての研究について指導教員が面接指導を行う。
さらに、各大学院生は中間報告を作成し、研究科長に提出する。

2年次

4月
1年次に引き続き指導教員が担当する「課題演習」を履修し、その助言を受けて2年次の履修科目を決定する。
6月
学位論文の課題(題目・概要)を決定し、研究科長に提出する。
9月
学位論文の進展状況について概要(4,000字程度)を、研究科長に提出する。
指導教員及び研究テーマに関連した教員によって概要を評価し、個々の教員の評価に基づいて、修士論文作成についてのアドバイスを与える。
学位論文の審査員3名(主査1名・副査2名)を決定する。
1月
学位論文を提出する。
2月
口頭試問を含む審査会と最終試験を実施する。
その結果に基づいて研究科委員会によって合否を決定する。

博士後期課程における研究指導計画

博士後期課程は研究者養成を眼目としているので、より高度な専門的授業科目として特殊演習を設置しています。特殊演習では博士論文指導教員の特殊演習を3年間にわたって履修します。博士後期課程研究指導教員及び副指導教員となる教員が、それぞれの専門分野において博士論文の指導を行います。

博士後期課程における研究指導の流れ

入学試験時

面接試験の時に学生の研究関心を確認する。

1年次

4月
研究科教員によるガイダンスを行い、各大学院生が提出している研究計画書に基づく個別相談を行った上で、指導教員及び副指導教員2名を決定する。
各大学院生は指導教員の「特殊演習」を履修し、指導教員と相談の上、1年次終了時の到達目標を決定する。
9月
各大学院生は個別の研究テーマに基づく研究の進行状況について報告し、指導教員の確認を受ける。
2月
各大学院生は、1年次の到達目標の達成度を記した研究報告書を研究科長に提出する。

2年次

4月
1年次に引き続き各大学院生は指導教員の「特殊演習」を履修し、指導教員と相談の上、2年次終了時の到達目標を決定する。
9月
各大学院生は個別の研究テーマに基づく研究の進行状況について報告し、指導教員の確認を受ける。
2月
各大学院生は、2年次の到達目標の達成度を記した研究報告書を研究科長に提出する。

3年次

4月
2年次に引き続き各大学院生は指導教員の「特殊演習」を履修する。
学位論文の題目及び論文構成を作成し、研究科長に提出する。
9月
学位論文を提出する。
10~2月
審査員3名(主査1名・副査2名)を決定し、口頭試問を含む審査会と最終試験を実施する。
その結果に基づいて研究科委員会によって合否を決定する。
社会人院生のサポートについて

主に、働きながら学ぶ社会⼈院⽣の⽅々に向けて、授業科⽬の柔軟な履修を可能とする諸制度を設けています。個別の状況に応じて、指導教員や授業科⽬の担当教員との相談のうえ、できるかぎり無理のない履修計画を⽴て、学びをサポートしていきます。

第1に、夜間や⼟曜⽇に授業を開講することを可能としています。夜間は18時から19時30分まで(6時限⽬)と19時40分から21時10分まで(7時限⽬)の2つの時間帯に授業を開講できます。
第2に、修⼠課程の場合は2年間の学費で最⼤4年間、博⼠後期課程の場合は3年間の学費で最⼤6年間にわたり計画的に教育課程を履修し修了できる、⻑期履修制度を設けています。
これらの制度を活⽤して、⼤学院での学びと研究に取り組んでこられた社会⼈院⽣の⽅々は、これまで何⼈もおられます。詳細につきましては、本学教務課までお問い合わせください。

なお、本学図書館は、基本的に授業期間中、平⽇は21時30分まで、⼟曜⽇は20時まで開館しており、利⽤可能です。詳細につきましては松⼭⼤学図書館のウェブサイトにてご確認ください。

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