内部質保証の方針について

松山大学内部質保証の方針

1.方針

本学は、校訓「三実」の精神を育み、専門教育及び研究を推進するとともに、社会に有為な人材の育成を図り、「未来に確かな実りをもたらす大学」への発展を目指す。
そのため、本学は、自らの責任において教育研究等の活動の状況について点検及び評価を行い、その結果に基づき、教育研究等の質の保証及び向上を図るため、恒常的かつ継続的な改善に取り組む。また、これらの取組みの結果を適切に公表することにより、社会に対する説明責任を果たすものとする。
本学の内部質保証は、毎年度実施するアセスメントプランに基づく点検・評価・改善、原則として3年に1度実施する自己点検・評価、及び7年に1度の大学認証評価を見据えた全学的な点検・評価を通じて、組織的かつ継続的に推進する。

2.内部質保証システム

本学の内部質保証は、点検・評価を行うこと自体を目的とするものではなく、点検・評価の結果を改善活動に接続し、その改善活動の進捗及び成果を次の点検・評価に反映させることにより、教育研究等の質の向上を継続的に図る仕組みである。
本学の内部質保証システムは、全学、学位プログラム及び授業の三つのレベルにおいて、教育研究等の質の保証及び向上を図るために運用する。
本学の内部質保証は、毎年度のアセスメントプランに基づく点検・評価、原則3年に1度の自己点検・評価、当該自己点検・評価及び改善活動の状況を踏まえた内部評価、並びに7年に1度の外部評価及び大学認証評価により構成し、それぞれの結果を改善活動に接続することにより、継続的に推進する(【松山大学内部質保証システム概念図及びPDCAサイクル】図参照)。

3.責任・役割

  1. 松山大学教学会議
    松山大学教学会議(以下「教学会議」という)は、学長の下に設置され、本学の内部質保証に責任を負う組織として、全学的な教学マネジメントの推進、自己点検・評価、内部評価、外部評価及び大学認証評価の結果に基づく改善事項の審議を行う。学長は、その審議結果を踏まえ、必要な実施指示を行う。
  2. 松山大学教学推進室
    松山大学教学推進室(以下「教学推進室」という)は、内部質保証を推進する組織として、毎年度のアセスメントプランに基づく点検・評価の実施支援、原則3年に1度の「自己点検・評価」の実施計画の策定、全学自己点検・評価結果に基づく検証、改善活動の支援及び進捗管理を行う。
  3. 部会会議及び部会
    部会会議は、分野ごとの部会から構成される。各部会は、全学自己点検・評価において、当該分野に関する自己点検・評価を全学的な観点から行い、全学自己点検・評価報告書の作成に必要な検討を行う。
  4. 学部・研究科・委員会・センター・事務局
    学部・研究科・委員会・センター・事務局(以下「各部局」という)は、各部局の長の責任の下、毎年度のアセスメントプラン等に基づく点検・評価・改善を行うとともに、原則3年に1度の自己点検・評価に必要な部局自己点検・評価報告書を作成する。各部局は、その結果を踏まえ、構成員が連携及び協力して改善及び向上に取り組む。
  5. 構成員(教職員)
    構成員(教職員)は、組織的なFD・SD活動や研修会等を通じて、内部質保証を推進する担い手として理解を深め、教育研究等の活動の質の向上に努める。教員は自己の教育研究等の活動を自ら点検・評価※4することにより、その活動の改善及び向上を図り、教育研究等の質の保証に努める。
  6. 学校法人松山大学自己点検・評価内部評価委員会
    学校法人松山大学自己点検・評価内部評価委員会(以下「内部評価委員会」という)は、原則3年に1度実施する自己点検・評価に合わせて、本学の内部質保証システムの有効性及び適切性について点検・評価を行う。
    内部評価委員会は、本学が実施した自己点検・評価の結果及びそれに基づく改善活動の状況、並びに毎年度のアセスメントプランに基づく点検・評価及び改善活動の運用状況を踏まえ、内部質保証システムが適切に機能しているかを検証し、その改善及び向上に資する提言を行う。
  7. 学校法人松山大学自己点検・評価外部評価委員会
    学校法人松山大学自己点検・評価外部評価委員会(以下「外部評価委員会」という)は、原則として7年に1度、大学認証評価の周期を見据え、本学の自己点検・評価活動、内部質保証システム及び改善活動の状況について、学外の視点から検証を行う。
    外部評価委員会は、本学の自己点検・評価活動及び内部質保証システムの客観性、公平性及び妥当性を担保するとともに、大学認証評価への対応及びその後の改善活動に資する提言を行う。

4.手続・運用

  1. アセスメントプランに基づく点検・評価及び改善活動
    本学は、毎年度、全学、学位プログラム及び授業の各レベルにおいて、定められたアセスメントプランに基づき点検・評価を行う。
    点検・評価においては、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー及びアドミッション・ポリシーの整合性、学習成果の達成状況、教育課程及び科目配置の適切性、授業実施状況、学生支援及び学習支援の状況、前年度までの改善活動の進捗状況等を確認する。
    各学部及び各研究科は、その結果に基づき、必要な改善活動を計画し、実施する。教学推進室は、各部局の改善活動の進捗状況を把握し、必要に応じて支援を行う。
  2. 自己点検・評価及び改善活動
    本学は、松山大学自己点検・評価規程に基づき、原則3年に1度、自己点検・評価を実施する。
    各部局は、当該期間における教育研究等の活動について、現状、長所・特色、問題点及び改善方策を整理し、部局自己点検・評価報告書※1を作成する。
    各部会は、部局自己点検・評価報告書を踏まえ、分野ごとに全学的な観点から点検・評価を行い、部会会議において全学自己点検・評価報告書※2を作成する。
    各部局は、自己点検・評価の結果に基づき、必要な改善活動を計画し、実施する。教学推進室は、当該改善活動の進捗状況を把握し、必要に応じて支援を行う。
  3. 内部評価及び改善活動
    本学は、3年に1度の自己点検・評価に合わせて、内部評価委員会による内部評価を実施する。
    内部評価委員会は、自己点検・評価の結果及びそれに基づく改善活動の状況、並びに毎年度のアセスメントプランに基づく点検・評価及び改善活動の運用状況を踏まえ、本学の内部質保証システムが有効かつ適切に機能しているかを点検・評価する。
    教学会議は、内部評価委員会による評価結果及び提言を踏まえ、必要な改善事項を審議する。学長は、その審議結果に基づき、必要な改善活動について実施を指示する。
  4. 外部評価、大学認証評価及び改善活動
    本学は、原則として7年に1度、大学認証評価の周期を見据え、外部評価委員会による外部評価を受ける。
    外部評価委員会は、本学の自己点検・評価活動、内部質保証システム及び改善活動の状況について、学外の視点から検証を行う。
    また、本学は、学校教育法その他関係法令に基づき、7年に1度、大学認証評価を受ける。
    教学会議は、外部評価及び大学認証評価の結果を踏まえ、全学的な改善事項を審議する。学長は、その審議結果に基づき、必要な改善活動について実施を指示する。
  5. 改善活動の管理
    各学部、各研究科及び各部局は、改善活動ポートフォリオ※3によって、改善目標、活動計画、活動結果及び進捗状況を記録する。
    教学推進室は、各学部、各研究科及び各部局の改善活動の進捗状況を定期的に把握し、必要に応じて支援を行うとともに、改善活動の状況を教学会議に報告する。
  6. 情報公表
    本学の社会的責任を果たすため、自己点検・評価、外部評価及び大学認証評価とそれによる内部質保証の改善活動状況を公表する。公表の範囲や方法はそれぞれの規程やガイドラインに従うこととする。

5.内部質保証推進の根拠となる報告書

  1. アセスメントプラン及びアセスメント結果
    対象期間:毎年度実施
    概  要:全学、学位プログラム及び授業の各レベルにおいて、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー及びアドミッション・ポリシーに基づく教育活動の状況、学習成果の達成状況、教育課程及び科目配置の適切性等について点検・評価を行うための資料とする。
  2. 部局自己点検・評価報告書※1
    対象期間:原則3年に1回実施
    概  要:各部局が構成員と連携し「現状説明」「長所・特色」「問題点」について取りまとめ、各部局内で自己点検・評価を実施し、報告書を作成する。
  3. 全学自己点検・評価報告書※2
    対象期間:原則3年に1回実施
    概  要:部局自己点検・評価報告書を基に、部会の分野ごとに取りまとめを行い部会会議において全学的な観点から全学自己点検・評価報告書を作成する。
  4. 内部評価報告書
    対象期間:原則3年に1回実施
    概  要:内部評価委員会が、自己点検・評価の結果、改善活動の進捗状況及びアセスメントプランに基づく点検・評価の実施状況等を踏まえ、内部質保証システムの有効性及び適切性について点検・評価した結果を取りまとめる報告書とする。
  5. 外部評価報告書
    対象期間:7年に1回実施
    概  要:外部評価委員会が、本学の自己点検・評価活動及び内部質保証システムについて、学外の視点から検証した結果を取りまとめる報告書とする。
  6. 改善活動ポートフォリオ※3
    対象期間:毎年度実施〔特に上記1.2.の実施後〕
    概  要:改善事項毎に各学部、各研究科及び各部局は、「改善目標」「活動計画」「活動結果」を策定し、改善目標の達成に向けて継続的な取り組みを行う。なお、改善活動ポートフォリオは点検・評価の結果に基づく改善活動のほか、大学の教育研究等の質を向上させるための取り組みにおいても活用する。
  7. 教員活動自己点検・評価表※4
    対象期間:毎年度実施
    概  要:教員の教育研究等の活動に関する自己点検・評価は、その活動の維持・改善・向上のため、教員自らが意欲的に取り組むことを目的とし、別紙「教員の教育研究等の活動に関する自己点検・評価ガイドライン 」に従って実施する。

6.関連規程

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