大学院 社会学研究科 GRADUATE SCHOOL OF SOCIOLGY

社会学の幅広い研究分野と充実したカリキュラム
高度な専門的能力をもつ人材を育成する。

社会学研究科は、修士課程と博士後期課程を同時に持つ大学院として2006年に新しく設立。30余年に及ぷ歴史ある「人文学部社会学科」の基盤の上に立って、四国で唯一、社会学専攻の博士後期課程を持つ研究科です。これから社会学の分野において教育と研究の拠点として、さらなる発展が期待されています。

MESSAGE

社会学研究科からのメッセージ

松山大学大学院社会学研究科では、現代社会の複雑な問題に対処するための高度な専門知識と実践的なスキルを身につけることができます。私たちの研究科は、四国で唯一の博士後期課程を有し、社会学の分野における教育と研究の拠点として、2006年に設立されました。長い伝統を持つ人文学部社会学科の基盤の上に立ち、社会学的な知識と調査技術を駆使して、変化する社会に対する的確な状況判断を行う力を育成します。

本研究科では、修士課程と博士後期課程の両方を提供しており、学生は多様な社会現象を深く探求し、専門的な論文を執筆する能力を養います。修士課程では、社会学の基礎を学びながら、実践的な研究を通じて問題解決能力を高めることができます。博士後期課程では、独自の研究テーマを持ち、社会問題の解決に寄与する研究者としての道を歩むことが期待されます。

私たちの教育方針は、自立した市民の育成を基盤にしており、国際的な視野を持ちながら、職場や地域社会において問題発見と実践的な解決に貢献できる専門的職業人を育成することを目指しています。社会学は、現代の急速な変化に対応するための重要な学問であり、私たちの研究科で学ぶことで、あなた自身の専門性を高め、社会に貢献する力を身につけることができます。

また、松山大学のキャンパスは、学びやすい環境が整っており、グループ学習や研究活動を支援するための施設も充実しています。私たちと共に、社会学の深い理解を追求し、未来の社会を共に創造していきましょう。松山大学大学院社会学研究科で、あなたの可能性を広げる一歩を踏み出してください。あなたの情熱と知識を活かし、社会の変革に貢献する研究を進めることができる場がここにあります。私たちは、あなたの参加を心よりお待ちしています。

FEATURES

  1. 幅広い研究分野

    本研究科は、博士後期課程まで有する西日本で有数、四国で唯一の社会学専攻の研究科として2006年に誕生しました。長年にわたる人文学部社会学科の基盤に立って、理論分野、現代社会・メディア・地域・国際・環境分野、そして福祉・臨床分野という3つの教育・研究分野を提供しています。

     

  2. 多様な人材の受入

    本研究科では、社会学の専門知識と実践的な問題解決能力を身につけた人材の養成を目標としており、大学の学部で社会学を学んだ学生はもちろんのこと、他の社会科学の学部卒業生や福祉・医療系学部の卒業生にも広く門戸を開いています。また、グローバル化の趨勢のなかで、外国人留学生の受け入れも積極的に行います。働きながら学ぶ学生のために、平日夜間や土曜日の開講なども柔軟に組み合わせた昼夜開講制も実施しています。

  3. 社会学の専門知識と実践的な問題解決能力の修得

    本研究科は、社会学の基礎から最先端の研究成果までを教授することにより、めまぐるしく変貌する現代社会の諸問題の解決に貢献することを目指します。さらに、具体的な社会問題の現場(フィールド)へと赴く社会調査によって、経験的かつ臨床的な知見の獲得も視野に入れています。幅広い専門分野の教授陣による体系的な指導プロセスを通して、社会学の専門知識と実践的な問題解決能力を身につけ、産業界や自治体、マスメディア、教育、福祉、医療機関などで活躍する高度な専門職業人、専門職を目指す現職教員、そして社会学の研究者といった様々な人材を養成します。

VARIOUS SYSTEMS TO SUPPORT LEARNING

  • 長期履修制度

    社会人の方々には、修士課程の場合は2年間の学費で最大4年間、修士後期課程の場合は3年間の学費で最大6年間修業できる長期履修制度があり、計画的に学習し、学位を取得できる制度も設けています。さらに、本研究科は社会人のために、可能な限り正規の授業時間帯以外の夜間、週末、あるいは長期休暇中での開講の便宜もはかっています。

  • 社会人特別選抜入試

    修士課程においては、働きながら学ぶ社会人の方々に対して、主に研究計画書と面接で入学できる制度を設けています。

  • 外国人留学生向けの奨学金制度

    本研究科で学ぶ外国人留学生をサポートするため、留学生向けの学費減免制度、奨学金制度が充実しています。

  • 科目等履修生の単位認定

    正式に本研究科に入学する前に科目等履修生として本研究科の単位を修得した場合、入学後に15単位を超えない範囲で単位認定を行う制度も導入しています。

MAIN TIMETABLE

1時限目 8時30分~10時00分
2時限目 10時15分~11時45分
昼休み
3時限目 12時30分~14時00分
4時限目 14時15分~15時45分
5時限目 16時00分~17時30分
6時限目 18時00分~19時30分
7時限目 19時40分~21時10分

CAREER

取得できる免許・資格、卒業後の進路について

専修免許状の取得について

大学院では教育職員免許状(専修免許状)を取得しようとする方は、次の方法により取得できます。

①既に教育職員免許状(一種免許状)を取得している者は、大学院修士課程を修了し、「教科及び教科の指導法に関する科目」を24単位以上取得した時。
②教育教員免許状(一種免許状)を取得していない者は、学部で「教科及び教科の指導法に関する科目」「教科及び教職に関する科目」及び「教育職員免許法施行細則第66条の6に定める科目」を修得し、大学院修士課程を修了し、研究科で「教科及び教科の指導法に関する科目」を24単位以上取得した時。

※個々により条件が異なる場合がありますので、希望される方はお問い合わせください。

[専修免許状の種類]
研究科名 免許状の種類 免許教科
社会学研究科社会学専攻 中学校教諭
専修免許状
社会
高等学校教諭
専修免許状
公民

主な進路・就職先(一例)

独立行政法人国立病院機構四国がんセンター、学校法人川崎学園、特定非営利活動法人福祉親愛会、セキ株式会社、西条市役所 等